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09月08日-03号

  • "結婚対策"(/)
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  1. 安来市議会 1993-09-08
    09月08日-03号


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    平成 5年第329回 9月定例会             平 成 5 年 9 月 定 例 会平成5年9月8日(水曜日)            出 席 議 員 ( 2 3 名 ) 1番 影山 繁美君      2番 加藤 和憲君      3番 中尾  強君 4番 広野  糺君      5番 山根 良雄君      6番 長島  望君 7番 安達 紘二君      8番 清山  薫君      9番 荒井  豊君 10番 大森 祥子君      11番 作野佳一郎君      12番 山本 敏熙君 13番 伊藤  茂君      14番 祖田  興君      15番 櫛田 忠利君 16番 田川  豊君      17番 門脇 等玄君      18番 岩田 孝三君 19番 飯橋 一春君      20番 大和 道男君      21番 伹見 武正君 23番 古志野利治君      24番 岡屋  巷君            ~~~~~~~~~~~~~~~            欠 席 議 員 ( 0 名 )            ~~~~~~~~~~~~~~~            事  務  局  出  席  者 事務局長 原   暁君   局長補佐 加納  実君   議事係長(速記)                                  飯橋恵美子君 書記   平井  薫君            ~~~~~~~~~~~~~~~            説 明 の た め 出 席 し た 者 市長      加 藤  節 夫君      助役      大 野  博 康君 収入役     杉 原    実君      教育長     三 島  俊 夫君 総務部長    川 井  彦 男君      建設部長    足 立  省 吾君 経済部長    福 島    巖君      民生部長    市 川  博 史君 福祉部長    高 塚  輝 雄君      水道部長    槻 宅  一 夫君 消防事務局長  原    広 治君      建設部次長   田 中  己智雄君 総務課長    奈良井  由 夫君      財政課長    本 司  慎 一君 人事課長    伊 輪  静 夫君      企画課長    佐々木    弘君 監査委員    米 原    博君      選挙管理委員会委員長                                石 川  武 志君            ~~~~~~~~~~~~~~~            議    事    日    程                          平成5年9月8日午前10時開議第1 一般質問            ~~~~~~~~~~~~~~~            本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件日程第1日程追加 請願文書表(その2)            ~~~~~~~~~~~~~~~            午前10時11分 開議 ○議長(田川豊君) おはようございます。 定足数に達しましたので、これより本日の会議を開きます。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 ○議長(田川豊君) 日程第1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。 通告順に質問を許可いたします。 5番山根議員、登壇願います。            〔5番 山根良雄君 登壇〕 ◆5番(山根良雄君) おはようございます。 議長の方より許可をいただきましたので、5番山根良雄でございますが、一般質問をさしていただきたいというふうに存じます。 昨日の一般質問でもございましたとおり、私どもの議員の任期もわずかとなりましたが、市長も今議会の冒頭に触れられておりますようにこの4年間懸案事項も含めて精力的かつ勇気と勇断を持って対処されました不燃物処理施設の整備、あるいは分別収集方式決断等を初めといたしまして市民各層の評価も高く、私もその尽力に対しまして敬意を表するものでございます。 若干余談になりますが、先般ごみ処理、なかんずく減量再資源化に対する当市の実情につきまして他市の議員より問い合わせがあり、プラスチックの収集と灯油化を含めた一通り説明をしたものでございますが、その実情に対して本当にスムーズに、かつ実効が上がっておるのかという再質問とともに、それが事実とすればすばらしい取り組みであると高く評価をいただいた経過がございました。これも時期を失わないで勇気を持った対応と市民の皆様の協力がドッキングをして好結果を生み出した実例としまして、私自身も評価いたしておるものでございます。 さて、前置きを置きまして本題に入りたいと存じます。先ほども述べましたが、この4年間市長を先頭に行政執行に当たられ多くの実績を上げられたと評価しつつも、逆にいまだ懸案となっている幾つかの課題が残されていることも事実でございます。もとより、一朝一夕に解決するような課題でもなく、かつ慎重な対応を要するものが当然残されておるものと思うわけでございます。 そこで、その中からとりわけ緊急的な課題であるとの見地から私もかねがね過去幾度となくこの議場でも一般質問を申し上げ、そして積極的な対応を強く求め、また所見を伺ってきた問題といたしまして安来高規格道路周辺の治水問題、すなわち木戸川改修問題につきくどいようでありますが、現状と今後の基本的な対応につきまして改めてお尋ねをいたすものでございます。 まず第1点といたしまして、現在進捗中の安来高規格道路計画と並行いたしまして木戸川改修計画が明らかにされて以来数年間がたち、今日に至っているものでありますが、その後の検討経過改修具体化に向けた進捗状況はどのような実情にあるのか、まずお伺いをいたすものでございます。 次に、第2点目の御質問でありますが、先ほど道路周辺、つまり宮内佐久保地区の治水問題は市長もかねてよりお認めになっていますように少しまとまった雨量でも田畑に滞水をし、場所によっては床下等への浸水もある地域でもございます。高規格道路計画着工以来数年がたち、工事の進捗とともに雨水の流量増大を懸念をし、いつ災害に遭遇するのか地域住民関係者の不安と心配は常につきまとってまいりました。幸いに、ここ数年はまとまった降雨量もなかったことから大過なく参りましたが、本年6月28日、29日の集中豪雨といいますか、大雨に見舞われた際には心配していたものがやはり来たかという感を痛感させられたものでございました。田畑が完全に水没し、一部家屋敷地内にも浸水した実例を市長を初め執行部の皆様もよく御承知のことと存じます。正式な降雨時間雨量は不明でありますけれども、恐らく数十ミリのまとまった雨であったと推定をいたすものでございます。 先般、台風13号が来襲いたしました。九州地域につきましてはかなりの災害をこうむったばかりでありますが、その際新聞報道によりますと大山の一部でも時間雨量で60ミリを超えた雨量があったばかりであります。50ミリを超える時間雨量は、いつあってもおかしくないと思うものでございます。木戸川改修計画構想は時間雨量最大57ミリを想定した計画であることは御承知のとおりでありますが、このような中で遅々として進まない治水対策の現状をどのように認識なされているのか、その御所見をお伺いをいたすものでございます。 最後にお伺いをいたしますが、先ほど来の御質問に関連をいたしまして今日までも抜本的対策を含めて鋭意検討がなされ、市当局といたしましても努力がなされていることは承知をいたしておるものでございますが、結果的に改修のめどがつかない現状にあって、この治水対策治水いかんでは人災と言われるようなことにもなりかねない、そのような懸念を持つものでございます。市長として市民の生命、財産を守るという最も大切な使命に立って、今後どのような対応、対処をなされようとされているのか重ねてお伺いをいたすものでございます。 以上、治水問題1点につきまして御質問を申し上げました。率直な御所見を求めまして、私の一般質問を終わりたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。            〔市長 加藤節夫君 登壇〕 ◎市長(加藤節夫君) 5番議員さんの質問にお答えいたします。 木戸川改修計画につきましては、昨年の9月議会の一般質問の際にもお答え申し上げました。御承知のように、全体計画は河口より佐久保橋間2,393メートルが改修計画区間と相なっております。この計画によりまして、平成3年に木戸川小規模河川改修として土木事務所、市の方ともども関係者説明会を行ってまいりましたが、周辺地権者の皆様方の同意が得られなかったというのが現状であります。 なお、昨年は当面局部改良といたしまして木戸川橋から佐久保橋間923メーター暫定断面によりましての改修計画について地元説明を行いました。土木事務所市ともどもに御説明いたしたわけでありましたが、これにつきましても周辺の方々の同意を得ることができ得ませんでした。よって、現在根本的に木戸川改修をどうしていくかということについて県においては建設省といろいろ協議が行われ検討されております。これについては若干この場において具体的な説明を申し上げますと、若干間違ったお話等地権者に伝わりました際に市が進めます事業について障害が出るではないかというように考え、よってこれらの方針については地元説明会を先、行わせていただきまして地権者の御理解をとりながら、そして木戸川改修についての計画を策定いたしましてこれを進めてまいりたいというように考えております。特に、平成3年度におきまして小規模河川改修で説明いたしました際にも河口付近の拡幅が四十数メーターというような状況でありました。 また、局部改良で昨年説明いたしました内容についても木戸川橋から万才川の合流地点については川底の幅が7メーター合流地点よりも上流については若干川幅が狭くなるわけでありますけれども、扇状の階段護岸というような改修方法でありまして、若干これについても御理解を得ることができ得なかったわけであります。よって、本来の木戸川改修に対しましていかにして拡幅する幅を狭めていくか、あるいは家屋の移転等を最小限に食いとめていくか、それらを検討を現在までされて、そして建設省と協議が行われてまいったわけであります。そういう別段な方法によっての建設省協議は終了いたしております。ただ、これを公開しながら進める時点を慎重に選びながら、今回の案について市も全力を挙げて対応してまいりたいというように考えるものであります。よって、5番議員さんの質問に対しましてこの木戸川改修、再検討されましたこの案について公表すべきが本当であるわけでありますけれども、これを実現するためには慎重に進めたい、このように思っておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。 今回の改修計画を若干触れますと、今までは河口からの改修を小規模河川改修とみなしておりました。今回の案は、中小河川改修として格上げしながら進めるという内容であります。ただ、用買、あるいは民家の移転等を少なくする別案を立てているわけでありますが、その別件の案等について関係地権者、住民のまだ理解も得ておらないのが現状でありますので、いましばらくこの問題については私の方にお任せをお願いいたしたいというように思います。何と申しましても先ほどの御指摘の佐久保地区、あるいは宮内地区安来道路インターチェンジ周辺にかかわります排水対策については全力を挙げながら取り組んでいく覚悟でありますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げる次第であります。 以上、答弁といたします。 ○議長(田川豊君) 5番山根議員。 ◆5番(山根良雄君) 結論的に、昨年の市長からの御答弁の内容と大きく変化がないというのが率直な私の受けとめであるわけでありますが、非常にデリケートな部分もありましてプロセス上公表を差し控えざるを得ない、こういう市長のコメントにつきましては私はすべてを否定するもんじゃないわけでありますが、ただここで改めて考え方お尋ねしておきたいと思いますけれども、1つは以前、たしか全協だったと思うんですけれども、この木戸川改修問題につきまして議会といたしましても計画をお聞きいたしまして質疑のやりとりもあった経過がございました。結論的に、改めて時期を見て議会の方にも説明会を持って、さらに詳細にわたっての計画説明をさしていただきたい、こういうふうな経過も過程の中にあったわけでありますが、これもその後なされていない、こういう状況にあるわけでございます。 その背景には、先ほど市長がお述べになりましたようないわゆるこの計画そのものが見直しをされ、またそれが地元地権者等々とのコンセンサスを得るに当たっての状況把握が十分煮詰まっていない、こういうふうなことから結果として今日そういう機会も持たれないままに推移をしておる、こういうふうに思うわけでありますけれども、そういう機会をやはり地元の地権者皆さんの意向、考え方も大切かと思うんでありますけれども、私ども議会といたしましてもいわゆる特定の地域といいましても、考えてみますとかなり広範な地域に及ぼす治水問題でございますから当然議会といたしましても注視もし関心もあるし、また責任もあるわけでございまして、可能な限り早期にそういうふうな場というものをやはり持たれるべきではなかろうか、こういうふうに思うわけでございますが、その点について改めてお尋ねをしておきたいというふうに思います。 それから、各論になりますけれども、以前の議論の中でいわゆる治水対策の処方といたしまして私提言を申し上げたわけでありますが、また市長も基本的には同意といいますか、そういう考え方について考えておるというふうにおっしゃっていたわけでありますけれども、つまりこの滞水対策の一環として調整池的なものにつきまして並行的に検討し、また提言もしていくんだというふうな見解も明らかにされておったというふうに理解をいたしておるわけでありますが、この点についてどのような提言がなされ、また建設省なり県の方の見解がどういう形になっておるのか、この点につきましてもお尋ねを申し上げておきたいというふうに思います。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。 ◎市長(加藤節夫君) 御指摘の、木戸川改修についての議会の理解をという点についてはまことに同感であります。ただ、振り返ってみますときに一昨年の小規模河川改修について関係者説明会をいたす前にいろいろな情報が流れまして随分と誤解を生んだ経過があるわけであります。よって、その誤解を解くことについて随分と土木事務所、あるいは市の方におきましても苦労をした経過があるわけでありますので、御指摘の点についてはまことに同感であるわけでありますが、若干この事業を進めるに当たりましては地元の理解を先行させていただくよう私の方からお願いする次第であります。一応の案がまとまりまして、別段の案についての理解等について若干今まで接触してまいった経過もあるわけであります。それらについての内容を若干手直しをせざるを得ないような内容もあるわけでありますので、よって今しばらくお任せくださいというように申し上げている次第であります。 また、佐久保インターチェンジ周辺調整池問題についてでありますが、基本的には佐久保インターチェンジについては調整池がつくられるように相なっております。ただ、その容量についてこの木戸川改修調整池の容量が大きく関連いたしますので、これらについてはこの木戸川改修方法等を見ながら建設省調整池については協議をしながら実現してまいりたい、このように考えております。 ○議長(田川豊君) 5番山根議員。 ◆5番(山根良雄君) これ以上やりとりいたしましてもどうも各論まで討論ができない、そういうふうに理解をいたしますので、最後に要望も含めまして理解を得たいというふうに思っておりますが、市長もお認めになっておりますようにあの地域における滞水状況につきましてはよく御承知のとおりでありますし、先般の13号そのものは大したことなかったんですが、6月の雨量、これ市長もごらんになっていたと思うんですけれども、幸いに恐らく二、三十ミリの雨量じゃなかったかと思うんです、周りのあれからしますと。仮に50ミリとか、それを超えるような雨量があったときにどういう状態になっていたのか、私自身も背筋の寒い想いがしておるわけでありまして、近年異常気象も世界的にもありますし、日本も台風が大変多く発生をしておる、こういうことになりますと本当にいつ、再三申し上げて恐縮なんですけれども、大災害というふうなことにもなりかねない、こういう実情については私が申し上げるまでもなく御認識いただいておると思いますが、要はこれを時期を逸しない段階でやはり具体化に向けて市当局としてどう対応し、どう努力するか、こういうことにかかってくるのではないかというふうに思うわけでありまして、ああやっぱりやっとくべきだったなということが後で禍根として残ってはならない、こういうふうにも思うわけでございます。 非常に、さっきも触れましたように地域の地権者皆さんを初めとする意向というものも踏まえた対応というものが当然必要であるということは私自身もよく承知するわけでありますけれども、当初からの約束事でもありますように安来高規格道路供用開始という、それまでにやはり治水対策というものも並行的に整備がされておる、こういうことがやはり絶対的な要件ではなかろうか、少なくとも、これも再三申し上げておるわけであります。そういう見地に立ちまして、ぜひ私は、来期も市長も引き続き市政を担当していきたい、こういう御意欲でありますから私は市長自身が体を張ってといいますか、この問題について最大の努力をなされるべき、またその必要性が私は今日あるのではないか、こういうふうに思うわけでございます。このことを強くお訴え申し上げまして、かつまた市長の決意のほどをお聞かせいただければ、こういうふうに考えますので、よろしくお願いをしたいというふうに思います。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。 ◎市長(加藤節夫君) 5番議員さんも御承知のように、この安来道路に関連いたしましての木戸川改修については地元との市の約束事項であります。5番議員さんを交えて地元の方の前において私も約束した経過があるわけでありますので、よってこれについてはすべてをかけながら対応してまいりたいというように考えております。若干具体的な方法等についてきょうお話し申し上るべきところ若干言葉を濁しておりますことを改めておわび申し上げますとともに、市を挙げてこの問題に取り組んでまいりたい、このように考えますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(田川豊君) 10番大森議員、登壇願います。            〔10番 大森祥子君 登壇〕 ◆10番(大森祥子君) おはようございます。 最後の質問になったんですけども、幾つか申し述べたいと思います。 発言通告いたしております第1番目ですが、これは前回も私取り上げまして市長から私見的な発言をいただいておりますが、細川首相所信表明演説で行った小選挙区比例代表並立制導入を最優先課題として取り組むということを明言したということ、選挙区制度というのはいろいろ多少のつけ加えがあったとしても、これまで3回も、やっぱりこれは国民の反対世論、そして反対運動、こういうようなものがこれを葬り去ったということがあるわけですけれども、この衆議院の今回の選挙の後に行われた世論調査、これらの中でも国民の圧倒的、例えばNHK調査によれば衆議院選直後の調査でも85%が選挙制度についてでなくて政治腐敗の防止を望んでいる、また政治資金の規制を望んでいる、こういうことであって、選挙制度を変えよという声は10%台に過ぎないという、こうしたことが明らかになっているのに、口では国民に顔を向けた政治をやるとおっしゃりながら、とてもそういう姿勢とは受け取れない状況が進行しているわけです。 何よりもやっぱり状況として変わっているのは、2年前までは社会党や公明党、民社党の皆さんもこれはもう自民党党利党略の案だとか、民意を反映できない時代おくれの制度だとか、あらゆる点で欠陥制度だというふうな意見が出されて反対という状況だったわけですが、今回それが大きくさま変わりして、政権党に参入するということでこれが皆結局自民党側に寄っていくというかオール賛成という、こういうふうな状況になってきたという、その辺がこの前の取り組みと大いに違っている状況だと言えると思うんです。この小選挙区制というのはやっぱり民意を真っ当に議席につなげないということではどんな手を加えたって変わらないと。例えば自民党第1党、これは今回37%の得票だったのがこの小選挙区制によればもう100議席も追加、増になる。例えばそういうことになるし、連立政権側でもこれ一本化、8会派というんですか、4党一緒になって一本化すれば4割台の得票で6割の議席を占めると、こういうことで2大政党制を形成していくというのがねらいということでもあるわけなんですけども、国会の問題ですが、住民のさまざまな声がやっぱりきちんと議席につながっていくという、これは民主主義の鉄則だということだと思うんですが、それが根底から否定されて第1党、または第2党、本当にその点で議席が独占されてしまう。だから、後が死に票となって、結局6割程度が死に票で抹殺されていくという、こういった状況が出てくるわけで、これではやはり住民の声を国会に届けるということでの選挙制度を改正ではなくてやっぱり改悪につながる、このようにどうしても考えられるわけです。 しかも、この前もそうですけれども、これと抱き合わせで政党助成費なるものが出てきてるわけなんですけども、やはり政党活動というのはそもそもその政党自体自助努力活動費をつくり出すというのが基本であって、これを税金で賄うというようなことをすると、今ドイツでもそうしたことでお手盛りがやっぱり進んでいくというふうな状況の中で政党そのものの体質がだめになってしまうというふうな状態も含めまして、やはり今回のこういう動きにつきまして私たちは民主主義をやっぱり守るというか、そういう貫く政治を願うという立場からこの小選挙区制というのはやはり困るんだと、そういう立場で市長としてこのような民主主義に反する選挙制度というのに対してはやはりもうはっきりと反対の声を上げるべきではないか、民主主義否定ということではだれもこれは認めざるを得ない状況が出てくるわけですから、そういう意味でこういう制度を強行しようと、世論に逆らってといいますか、国民の声と反対にそういうことを最優先させるということについてこの前私見ではおっしゃったけれども、やはりおかしいということでは声を上げるべきではないか、このことについて市長の御見解を伺いたいと思うわけです。 2番目の、冷夏による農産物被害の救済問題なんですけども、これは昨日も3番議員の一般質問かなり詳しく御説明というかお話があっております。私は2つほどつけ加えてといいますか具体的な解決、対応として申し述べたいと思うんですが、例えばイモチ病防除の農薬の配布、これは既に農薬は散布されているわけですね、イモチ病のもう発生に対しては防除の農薬というのは使われている、それに対して今県はこれに助成をするということで4分の1が個人負担、あとの4分の3が助成されるという内容なんですけれども、これを既にことし使ってしまっている農薬に対してぜひ農薬で支給するんでなくて、やはり農薬代を支給していただきたい、こういうのが農家の方の声になっているわけですが、その点ぜひそういう方向でやってもらいたいという声を具体的に実現させていただきたいと思うんですが、この点はいかがでしょうか。 それと、これまで他用途米優先で買い上げがなされてきたというのがきのうも出ておりましたが、今大幅な減反緩和策がとられるように農林省の変更が打ち出されてきたということがあるわけですけども、実際復元不可能な、特に山間地の問題きのうも出ておりましたが、減反した田んぼはもう復元不可能というところがたくさん出てきているという中ではもう減反政策を根本的にやめさせると、自主的に耕作をできるようにするという、そういう政策転換を根本的にもっとはっきり打ち出すことを求めていくべきではないか、このことについてぜひ国へ声を上げていただきたいというのが農家の方々の声になっておりますが、このことについてぜひ受けとめていただきたいと思います。 稲作被害はこれからどれぐらいになっていくのかがはっきりわからないとおっしゃってましたけれども、既にこれまでのナシとかブドウ、こういったあたりで2億4,000万円というような被害の額も上がっておりました。これからの生産意欲を衰退させないための対応として市として特に力を入れていこうとする施策についてもう一度明らかにしておいていただきたいと思います。 3番目の、和鋼博物館の現状と今後の運営見通しについてと上げております。この建設については随分議会でも問題にした中身なんですが、特に集客能力を高めるためということで莫大な予算拡大が行われました。このとき私もそれには反対の意見も述べたわけですが、あのときたしか10万人の目標を20万人に引き上げていくというのは一つの目的になっていたと記憶しておりますが、私の記憶が間違っていなければ、そういう中で今の実態がどういうことになっているのか、計画どおりの入館者を迎え入れることができているか、その辺がちょっとお伺いしたいところなんですが、いろいろと試みがなされて市民のための親しみのある和鋼博物館にという御努力は一定評価できると思いますけれども、しかしなかなか本当に厳しいものがあるんじゃないかと受けとめられますが、運営上の問題点、今後の見通し、そしてその対策という点でどのように現在進めていらっしゃるかお伺いしたいと思います。起債も含めて財政上の負担がどうなるのか資料も明らかにして、ひとつ今後このままでいけば赤字ということが避けられないような状況とも思えるんですが、この特に赤字対策、どのようにお考えなのか伺わせていただきたいと思います。 4番目に上げております、住民本意の施策を進めることについてというのは、これは私がこれまで8年間の中で何度か取り上げてきた中身であるわけですが、それが多いわけですが、先ほどの和鋼博物館、ある意味で住民にとってどれだけ本当に役に立つものかとか、むだじゃないかとか、いろんな批判がある中で完成したものですが、そういうお金を使うんならもっとこんなことをしてほしいというのが住民の率直な気持ちだということを申し添えて、あえてもう一度ここへ今までの総整理という意味で上げさせていただきました。 安来市は、無認可保育所が3カ所あると思います。この無認可保育所への助成というのはなかなか難しいということで、これまで全くその助成というのは市としては行われておりません。しかし、出雲市とか大田市というのは県下でも無認可保育所への助成をもう数年前からやっておりますね。例えば、出雲市では1人当たり、わずかなんですけども、1人に年間1万円、こういう助成です。先生たちの研修会、研究協議会、こういった研究をなさる機関に100万円の助成をすると、また安全会、子供たちの安全のための安全弁として38万円とか、こういう予算は一定市から出している。しかも、無認可保育所が経営する併設の学童保育所に1人5,000円、こういった助成が行われているという事実があるわけですが、せんだって横浜から来られた保母さんに伺ったときには1人に月5万円出していると、こういうお話も伺っております、これはゼロ歳なんですけれども、いろんな形で無認可保育所といえどもやはり1人の命をはぐくむという意味で、保育所を選択するのは親の自由なんですが、しかしその自治体の中にある保育所、多少なりともやはり気持ちを大事にする意思表示をといいますか、そういうやっぱり対応が求められるわけで、ぜひ安来市でも本当にせめてこれは1人1万円、本当に出雲市並みに1人1万円、せめてこれぐらいはもう早急に予算化してあげてほしいと思います。そして、安全会といいますか、こういったこともやはりけがはつきものですし、先生たちの研修、こういったことも含めてぜひ検討していただきたい、このことを心からお願いするものです。御見解といいますか、お考えを伺いたいと思います。 それから、高齢者世帯のせめて毎日1食の給食サービスをと、このことにつきましては前にもここで述べさせていただいておりますが、広瀬あたりでも週1の給食サービスを行っているということで、せんだっても社会福祉協議会の理事会ですか、会がありましたときに安来でもいわゆるボランティア活動のネットワークづくりということが具体化されるような話が出ておりました。介護支援のネットワークづくりというのは、それはそれで人的資源を開発していくという上で社会福祉協議会が中心になって努力をされるということ、それは1つ大変結構なことだと思うんですけれども、やはり市が特にひとり暮らし、または老夫婦の世帯に対して1日1食給食サービスをしながら、とにかく毎日声をかけるというつながりを大切にしていく地域づくり、このことがどんなに大切かということ、このことをぜひ実現させていくための予算化をお願いしたいと思うわけです。この介護支援のネットワークというのも、今本当に全国的に物すごい勢いでこの輪は広がってきております。安来市でもこうしたことに積極的に参加しようとする方は男女を問わず出てきているわけで、そうした意味でも決して人数はそんなに心配することはないと思うんです。週1のサービスが本人の一部負担と材料費負担ぐらいで行えるようにぜひとも早急な検討をお願いしたいと思うわけです。 3番目の、中学校の学校給食についてはこれまで何遍も取り上げさしていただいておりますが、今改めて食文化、そして食生活の中での3食のうちの1食、特に最も成長期にある中学の子供さんたちにバランスのよい食事を適温で食べさせてあげる、このことは非常に子供の心身の発達の上で大きな影響がある、そのことは弁当を持っていける子はまだいいけれども、行けない子が必ずいるわけで、そうしたやっぱり弱い立場の子供たちに本当にちゃんと光を当てるというか、やっぱりそういう子供たちを大事にする、まずそういった教育の立場からも、それから6年間でせっかく給食の中でいろいろな指導の中で食への関心が高まってきていたものが中学校へ入って物すごく後退してしまうという実態があります。ですから、本当に自分自身が自立して自分で食事をきちんと食べる力をつけるという意味では義務教育の9年間という教育は非常に大事だと改めてそのことを申し上げ、ぜひ中学校の学校給食については、市長もいろいろ財政問題言われましたけれども、少なくとも3年後期の見直しですか、総合計画の見直しの中にぜひ位置づけていただきたいと思うわけですが、この辺のお考えを伺わせていただきたいと思います。 4番目の、老朽化した市営住宅の改築計画のことなんですが、これもこの前も出しております。糺住宅が今建てかえ工事が始まりまして、そこに住んでいた方があちこち転居して市営住宅に仮入居というような形もありますが、ある方が臼井団地に転居をなさいました。ところが、臼井団地随分空き家が多くなりまして非常な荒れようで、ヘビでも出てきそうなうっそうとしたような状態になっているわけです。こういうようなことで、しかしながら住んでみればとても糺住宅よりはずっと明るいとか風通しが非常にいいとかということで気に入ったと、だから私はもう糺へ入らないでここでずっと住みたいと、こういうふうに変わってきておられるわけです。永住の地にしていいというお気持ちなんですが、周りが非常に空き家が多いためにそこんところが快適と言えない部分が残るわけで、やはり住宅周囲の管理というもの、これはやっぱり市が一定配慮されねばならない問題だと思うわけで、これはこれまでどういうふうな形で管理運営がなされていたのかちょっと伺いたいし、今後やはりこうした住めば結構住みやすいといいますか、いいところをもうちょっと手を加えてきちんと整備されれば住みたい希望の方は出てくるんじゃないか。そういう意味では臼井団地も古いの新しいのいろいろあると思うんで、そこら辺のところお考え、どういうふうな計画になっているかちょっと伺わせていただきたいし、その他の古い住宅もあちこちにあるわけで、そうした建てかえについて今後の計画をもう一度明らかにしていただきたいと思います。 5番目の、結婚を希望するすべての男女への対応をというふうに出しましたが、本当に人生多様化の時代を迎えて結婚が必ずしも人生の最良の道ではないという考え方が出てきたということもあるんですが、特に女性がそういう人生感を持つようになったということもあると思いますが、現在安来市で市街地でも40歳前後の男性の方々の結婚したいけれども、相手がいないという、こういった非常に結婚難の問題がふえてきている。そのことについて、今安来市の対応としては農業後継者づくりというふうな観点で農業委員会の中に結婚相談所を開設するというような形をとっておられるわけですけれども、やはりもっと幅広くすべての結婚を希望する男性でも女性でも、こうした人たちを対象に市が積極的な仕掛けをつくると言ったらおかしいですけども、若い人たちが集う、そういう場をいろんな団体の協力を得て、ぜひとももっと積極的に取り入れていただきたいと思うわけです。せめて年に4回ぐらい、四季を生かして、例えば春だったら花見というふうなことの一つのあれを通してとか、夏だったら中海とかなぎさ公園を生かしてとか、秋は紅葉、もみじ狩りとか、冬はスキーとか、いろいろあると思うんですけれども、とにかくそういう四季を生かしてやはり楽しく集う行事、それを市がかなり力を入れていろんな団体、青年団、その他あると思うんですが、そういう方々と一緒になってもっともっと積極的な誘いかけとあわせて積み上げをしていただきたいというか、したらどうか、このことが1つありますし、もう少し範囲を広げて、安来市、能義郡、これだけではちょっと狭いと思うんです、中海圏の都市交流、こういうような形で若い人たちが集う、そういう場ですね、そのことも他市と協力し合ってやっぱりやっていく、このようなことはできないか。 そして、やっぱりお互いの自己PRの機会が必要だと思うんですけれども、大いに今はPRの時代、ですから自己PRでお嫁さんを求むとか夫を求むとか、そういうふうな形でそういう欄を例えば市報に設けるとか、そういうことはどうなんでしょう。豊かな人間育成のための市民講座、市民大学と言ってもいいかもしれませんが、そういうなのを開設して非常に興味深い中身の学ぶ場、人間が豊かに成長できる、そうした教育の場というようなものも老若男女を問わずやはり気軽に参加していける、交流できる、そういう場をぜひつくっていただきたいし、国際交流も含めてそういう場を積極的にひとつ計画の中に入れていただきたいと思うんですが、この辺についてぜひ見解を伺いたいと思います。 大きな5番目ですが、実は全国の市長会でごみの有料化が決議されたということを伺っております、これは6月の上旬じゃなかったかと思いますが、この全国市長会が厚生省に対して有料化にしてくれと決議された、そのことについて、その中身といいますか、いきさつ、その辺をちょっと伺わせていただきたいと思うわけです。実際、全国各地の自治体が今ごみ処理に苦慮している、こういうなのはわかるわけで、安来市はたまたま分別収集もようやく定着して市民生活の生活環境というのは本当に大きく改善されて明るく落ち着いた雰囲気というのが自然体に感じられるようになってきたと思います。川も本当にごみが漂わなくなってきたと言えると思うんです。やっぱりみんなが本当にごみに対して非常に感心を持つようになった、これはすごいことで、行政の努力と市民の絶大な協力のハーモニーが町全体に漂い始めたという、本当にそういった雰囲気になってきて、これは非常に結構なことだと思うんですが、そうした矢先にごみ有料化ということは市民に本当に大きなショックです。有料化しなければならない理由、ごみの処理施設、いろいろ金がかかった、こういうようなことが言われますけれども、それは当然行政の基本的事業として取り組まねばならない施策ですからそれを一々住民に負担させるというのはすぐつながらない説明だと思うんです。もっとほかに理由があるんじゃないかと思われますが、そこの辺でぜひさっきの決議を上げたいきさつを伺わせていただきたいと言いました。そことかかわるかもしれませんが、伺いたいし、この建設費その他の財政的な面はこれは年次計画で償還するのは当然ですから、だからそれを一部負担とか何とかいうことはもうやめてもらいたいと、安来市としては決議に従って有料化するというようなことはしないということをこの議会ではっきり言っていただきたい、それが市民に対する本当に温かい施策を進めることの第一条件じゃないかと思いますので、このことを申し上げまして私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。            〔市長 加藤節夫君 登壇〕 ◎市長(加藤節夫君) 10番議員さんにお答えいたします。 初めに、冷夏による農作物被害の救済について、これは経済部長の方から説明させたいと思います。 なお、3番目の和鋼博物館の現状と今後の運営見通しについて、これは教育長の方から答弁させます。なお、4番目の1番目、2番目、無認可保育所への助成、高齢者世帯への毎日1食の給食サービス、これは福祉部長の方から答弁させたいと思います。3番目の、中学校の学校給食については教育長の方から、4番目の老朽化した市営住宅の改築については建設部長の方から答弁させますので、よろしくお願いいたします。 初めに、小選挙区制導入に対する市長の態度について、こういう御質問をちょうだいいたしました。政治改革に関連いたしまして、先般の衆議院の総選挙におきまして中心的な問題として選挙改革が叫ばれまして、衆議院議員選挙における選挙区制の見直しが緊急の課題となっております。新しく誕生いたしました細川政権におきましてもこれを国政の最重点施策に掲げ、年内に実施する方向で作業が進められているところであります。特に、今回の問題についてはリクルート、共和、佐川急便事件、ゼネコン汚職等によりまして総選挙において55年体制の崩壊を来したのが現状であります。特に、癒着の構造であります政・官・財、鉄のトライアングルというように言われておりますこの三角形について一つには経団連の代表等からも政治献金のあり方、あるいは政治の姿や体制が変わってくれば当然経団連の政治献金等についても見直す必要がある、そのようなこのごろ報道がなされております。特に、金のかからない政治、そういう観点から一つには選挙制度の改革、2つには政治腐敗防止法の制定、3つには政・官・財癒着構造の解体、そのようにこのごろ言われております。特に、鉄のトライアングルの崩壊、解体については小選挙区比例代表並立制、また2つには政治資金規正法の改正、企業献金の廃止、政党への公的助成金制度等が現在論じられております。特に、行財政改革におきましては悪の温床と化しております縦割り行政の見直し、それについては許認可権の改革、地方分権、これが主な現在の内容であるわけであります。これらについては、全国の知事会等におきましては中央集権制限法、あるいは臨調におきましては地方分権基本法、そのようないろいろな案がこのごろ新聞紙上を流れているような状況であります。 基本的には国政の問題であり、私といたしましてはその成り行きを見守りたいと存じております。いずれにいたしましても、国民の負託にこたえた制度が確立することを望んでやまない次第であります。 なお、冷夏による農作物の被害救済につきましては先般3番議員にも若干答弁を落としておりましたので、あわせて基本的な姿勢についてお答えいたしたいというように思います。特に、農作物等冷夏並びに台風等の被害についての救済対策につきましてはJA安来、島根県東部農業共済組合等とよく協議しながら救済対策について早急に取り組んでまいりたいというように思います。 なお、再生産対策についても今後の農業生産が支障が起きないような体制づくりをとっていきたいというように考えております。 市民本意の施策としての結婚を希望する男女への対応についてでありますが、結婚対策は人口増並びに定住化対策の一環として大切なことであるというように認識をいたしております。現在、農業委員会では農業後継者を対象にいたしまして結婚相談所という事業を行っております。これを全体に広げますことは現在までの実績や他の市町村の結果を見たとき経費や時間、人員を要した割合に成果が上がっておらないというのが実情であります。よって、直ちに市報掲載、交流の場づくりを進めていくという考えは現在持ち合わせておりません。 ちなみに、市の農業委員会におきましての成果は現在1件結婚が成立をいたしております。また、隣の広瀬町におきましては平成2年から4年度までに沖縄、あるいは大山で交流事業、研修会を実施されながら進められたわけでありますが、1件の結婚の実績もなく、本年度は中止されているというのが実情であります。内容的には年間300万円から500万円の費用をかけて広瀬町は進めてこられました。申し上げましたように実績もなく、今年は中止に相なっているという状況であります。 全国市長会でごみ有料化が決議されたが、安来市の今後の方針をということでありまして、この席において有料化はしないということを明確にしていただきたい、こういう御要望でありました。全国市長会では、ごみの減量化が決議されたわけであります。これは6月3日に東京で開催されました全国市長会総会で「廃棄物問題を中心とした都市の環境問題に関する提言」を満場一致で承認いたした次第であります。廃棄物行政を適切に推進していくために国、都道府県、市町村事業者、住民に対してかなり厳しくその役割を求めるものとなっております。 内容については分別収集、ごみの有料化、適正処理、困難物の処理体制、中間処理施設の運用、最終処分場の確保、広域処理、不法投棄、産業廃棄物行政全般、開発途上国への技術援助など全般に及んでおります。中でも、家庭ごみの有料化の推進は大きな柱でありまして、無料のごみ処理は各都市がごみ処理に多大な財政支出を余儀なくされているということを忘れさせないためにその必要性を強調しているものであります。 安来市のごみ処理行政も、市民の皆様の理解と協力によりまして多額の市民負担をお願いし中間処理及び埋立処理施設が完成いたしまして、焼却場についても来年、平成6年度の春には供用開始が実現するというような状況であります。年々増加の一途をたどっておりますごみの排出を抑制するために各市町村ではさまざまな対策をとってはおりますが、有料制を導入することによりごみの減量化によってかなりな効果を上げている例もたくさんあるわけであります。本市では、長年にわたりましてごみ袋の無料配布をしている実情もありますが、平成4年度決算の状況を見ますと紙袋に要する経費が1,027万円、ポリ袋にかかわる経費が222万円、そのような支出の状況であります。近隣の市町村では、既に原因者負担ということでこれらの袋等についてはすべて原因者に購入していただいているという実情であります。 本市でも、今後ごみ袋の原因者負担とあわせましてごみ処理手数料の徴収についても検討すべき時期に来ているではないかというように認識をいたしております。特に、平成4年度の決算を今申し上げたわけでありますが、不燃物、可燃物の収集手数料、収集委託料にいたしましても7,100万円余を投じております。また、平成4年度のごみの資源化についての費用も788万円余を投じております。また、建設費につきましては粗大ごみ、埋立ごみ、なお焼却場等を合わせますと約50億円近い設備費を投ずるわけであります。今年度の予算等からいたしましても、前処理委託料1,100万円を計上いたしております。これは不燃ゴミについて分別収集されましたごみの中にたびたび申し上げますようにスプレー缶、あるいは携帯ボンベ等の穴があいてない缶が入っている、それらが粗大ごみ処理施設の中で破砕されますと残りのガスが充満すると、よって火花によって爆発事故を起こすという大きな惨事を招きますので、そういうポリ袋を一つ一つあけまして、そしてスプレー缶、あるいは携帯ボンベ等を一々点検して穴をあけて粗大ごみの処理の流れに入れていると、その処理費が1,100万円もかかっているわけであります。市報等によりまして常にPRをいたしているわけでありますが、中にはこのような心ない人もあるわけであります。 また、今年度は可燃ごみの紙袋について1,023万円を計上いたしております。ポリ袋については367万円余、前処理の委託料、それからごみの紙袋、ポリ袋、合わせても2,500万円の金が必要であるわけであります。また、その上に粗大ごみの運営費等にも5,300万円の運営費がかかるというのが実態であります。いかにしてこのごみ処理施設の節約をしながら文化、産業都市の建設に向けられることができ得ないだろうかということを常に検討を加えているきょうこのごろであるわけであります。そういう状況でありますので、今後の対応についてよろしく御協力のほどをお願い申し上げ、御答弁にかえたいと思います。 ○議長(田川豊君) 福島経済部長。            〔経済部長 福島 巖君 登壇〕
    経済部長(福島巖君) 冷夏による農作物被害の救済についてお答えいたします。 まず初めに、水稲イモチ病防除費の補助についてでございました。御承知のようにこの防除を3回以上行った農家に対しまして1回分の経費を県、市、農協で4分の3を補助を行うということでございます。現在、農家にこれの実態調査を行っているところでございますが、既に農協によりまして各農家に対しまして薬品を配布しております。既に3回以上防除をされた方には、1回分の薬品代を補助金として農協から振り込むということにしております。 それから2番目に、農林省が打ち出しております減反緩和等についての御質問でございました。これは、御承知のように日本の食糧施策の一環でございます。農家の方々に御理解をいただきながら、これに対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田川豊君) 三島教育長。            〔教育長 三島俊夫君 登壇〕 ◎教育長(三島俊夫君) 和鋼博物館の現状と今後の運営見通しについて御答弁申し上げます。 御承知のように本年度当初予算で八千万円幾ばくかの予算措置をして今運営をいたしているところでございますが、現段階4カ月を経過した段階でございますのでこの段階で今後の運営見通しという判断をすることはまだ早計であるということを思っておりますので悪しからずお許しいただきたいと思います。 10万人の入館を目標にいたしておるわけであります。現在、8月末で3万99人の入館を得ております。内訳をちょっと言いますと、無料といいますか招待等がございますので、有料でお入りになった方がそのうち約70%、あと3割が招待とか当初市が配布いたしました各家庭5枚ずつの無料券等、ああいうようなものがまだ動いてるわけでございますが、そういう状況でございまして、このペースでいきますと月7,500人程度お入りになってるわけです。このペースでいくとするならば9万人になるわけです、1万人に足らないわけですが、今申し上げましたようにまだ4カ月の経過でございますのでそういう推計は適切じゃないというように判断しております。 したがいまして、今後の努力はいろいろ先ほどおっしゃいましたようにいろんな企画をしながら入館者の増加を図ってまいりたいというように考えているところでございます。今後いろいろな企画展を計画しておりますのでぜひお誘い合わせ、ごらんいただきますとたいへん喜ぶ次第でございます。 あわせてもう一つ、次に御質問がございました中学校の学校給食について触れさせていただきます。たびたび御質問いただきまして、実は恐縮いたしております。昨年の6月議会におきまして市長から答弁がございましたように、現段階におきましても同じように御答弁申し上げさしていただきます。したがいまして、今後の基本計画等の、あるいは実施計画等の中に入れていただきたいという御要望がございますが、それにつきましても明確に現時点で申し上げることができないことをお許しいただきたいと思います。 なお、弁当持参による問題点を御指摘になりましたが、このことにつきましては学校と家庭との連携を図りまして対応してまいりたいというように考えております。 以上で御答弁といたします。 ○議長(田川豊君) 高塚福祉部長。            〔福祉部長 高塚輝雄君 登壇〕 ◎福祉部長(高塚輝雄君) 4番目のうち、福祉部が所管いたしますことにつきまして御答弁を申し上げます。 最初に、無認可保育所への助成についてでありますが、大森議員さんから平成3年3月の一般質問をいただいております。現在、安来市では認可保育所として公立が7カ所、私立が3カ所設置しておりますが、定員数740名に対して本年8月1日現在で642名でありまして充足率が86.8%の現状であります。平成3年3月議会でお答えしましたときには88%でありましたから、さらにそれから充足率が下がっております。したがいまして、現段階では認可保育所の定員を割っている現状でありますので無認可保育所への助成については考えておらないという状況でございます。 なお、無認可保育所の助成につきましては国が定めております児童福祉施設最低基準をクリアしているところが助成対象の条件とされておるということを申し添えておきたいと思います。 それからもう一点、高齢者世帯への毎日1食の給食サービスについてでありますが、これも平成4年12月議会で一般質問をいただいております。現在、当市においてはボランティア育成事業として社会福祉協議会に委託して市内10地区の公民館を単位としまして民生委員さん、地区社協を中心に独居老人300人、寝たきり老人約100人、高齢者夫婦世帯283世帯、これらに年3回の配食、または一緒に食べていただくということで会食サービス、こういうことを実施しておるわけであります。 御質問いただいたことは非常に理想的な形であるということは十分我々も承知をしておりますが、人的にも財政的にも現状ではちょっと困難であるというふうに考えております。現在、御質問にもありましたようにボランティア育成として安来市の地域福祉サービス事業、こういうものも現在検討に入っておる段階であります。さらに、ボランティアの育成充実を図りながら回数をふやすように努力してまいりたいと考えております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(田川豊君) 足立建設部長。            〔建設部長 足立省吾君 登壇〕 ◎建設部長(足立省吾君) 4番目の4の、老朽化した市営住宅の改築についてお答えいたします。 6月議会にも答弁をいたしましたが、昭和30年より公営住宅の建設を始めてまいりまして平成3年度までに10地域において369戸の建設をいたしてまいりました。建設後、相当期間を経まして老朽化した住宅が多くなっております。特に、臼井団地、内代団地につきましては老朽化と住宅が狭いということからなかなか若い人が入居されないのが現状でございます。本年度糺住宅の建てかえを始めたわけでございますが、臼井団地につきましては木造住宅、それから県営住宅と市営住宅と混在をしているような状態でございまして若干環境の悪い面もございますが、公営住宅の建てかえにつきましてはいろいろな要件がございまして補助を受けるわけでございますが、今後、現在臼井住宅団地におきましては県営住宅の建てかえ計画も現在県の方で検討されている段階でございますので、今後こういう県との打ち合わせも十分しながら順次老朽化した住宅につきまして計画的に建てかえをしてまいりたいというふうに考えているところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(田川豊君) 10番大森議員。 ◆10番(大森祥子君) それでは、ごみの有料化問題、最後の方からいきますが、絶対に有料化ということについては変わりがないというか、絶対に有料化はするというお考えなんですか。これはどうしてもやむを得ないというならもっと市民によく明らかにして納得できればそれはそういうこともあり得るかもしれませんが、少なくとも昨年までのあの状態から今日ようやくこうなってきたという中ではもう少しやっぱり配慮をしてやられるべきだと思いますからその有料化については本当にお考え、もう一回再考をいただきたいと、絶対に近い中ではやらないということですね、確認をお願いしたいと思います。 それから、無認可保育所の問題で充足率とのかかわりでおっしゃったんですが、あくまでも子供の命の存在そのものをもう少し基本に据えて考えていただきたいということなんですが、施設云々ということをおっしゃいましたですけども、市としてやっぱり実態を調査されるのももちろんあれだと思いますが、現に子供たちはそこで生きている、命をはぐくんでいると、一生懸命に保母が取り組んでいる、そのことは変わらないという環境の中では税金を同じ市民の子供たちの存在というのがやっぱり全く無視されるというのはどうしてもこれは問題ではないかと思いますので再検討をお願いしたいと思います。 それから、給食サービスの問題ですが、お年寄りの1日1食と申し上げました、これは理想なんです、本当に理想です。その理想をやってるのはまだ全国で本当に数少ないけれども、やってるところは現にある、広瀬町でも週1やってるということについてどのようにお考えだろうかと思うんです。やっぱりもう少し本当に地域が協力し合うということでは、かなりごみ問題でこれだけの協力体制ができ上がってきたというのはやっぱりお互いにかかわり合うということを大切にする、そういう動きが今出かかっているというか、育ちつつあるというか、そのことを、またいろんな面で生かしていくという点でもっと積極的な各分野での施策が進められるべきではないかと思うんですが、福祉部長に今、年3回とか4回とかおっしゃったんですけども、やっぱり最大限努力して週1の方向を目指す、当面はもう少し具体的に前進した施策をせめて近いところで、年3回とか4回ですね、これはもうやってる数に入らないぐらいなもんですからやっぱりぜひとも早急な御努力をお願いしたいと思うんです。やっぱり食事が一番大事ですので、そのことをもう一回申し添えておきます。 それから、結婚相談所のことですけれども、効果がないということをおっしゃったですが、若者自身が企画するようにしむけて、市がやっぱりそこへきちんとバックアップしていくというふうな形の、これはやっぱり若い人たちを集団的に育てていくという観点での施策というのはそう簡単ではないけれども、でもやっぱり社会教育の観点もあるかもしれませんが、とにかくさっき私が市民講座とか市民大学とかというようなことを言いましたけれども、ちょっとそういう言い方はかた苦しいんですけれども、みんなやっぱり人と交わることが、嫌いな人もいるかもしれんけど、でも楽しくなるというのは大方がそれは味わえることだと思うんですが、そういう経験が持てないままで毎日の生活に追われているというか、過ごしておられる方がやはり圧倒的に多くて、自分で自分をやっぱり前へ押し出せないでいるという方が多いと思うんです、こういう人たちの中には。だから、その辺で、何かもっと積極的なやっぱり施策の努力をお願いしたいと思うんですけれども。ただ、だめだという言い方に終わらない。もう一声をお願いしたいと思います。 それから、老朽の建てかえの話、さっき市営住宅について伺ったんですが、内代の方の建てかえが次の計画に入っているということでしたが、管理はどうなんですか。例えば、臼井団地なんかで入居されない家の周りなどの状況は大変なもんですけれども。それはその団地に委任してあるのか。その辺がちょっと定かでないんですが、もう一回御答弁をお願いしたいと思います。 それから、ああいう住宅は昔建てられていて、駐車場なんかの確保はどのようになっているのか。ちょっとその点もあわせてもう一度伺いたいと思います。 中学校の学校給食につきましては、何遍も同じことを繰り返しているようですが、やはり9割近い、県下で実施が行われているんですから、その辺は住みやすい地域づくりの一つの条件でもあるんですね、働くお母さんが圧倒的に多いわけですし。ですから、やっぱりコンピューター教室ができたように、本当にそれがやっぱり必要と認められるかどうかにかかっていると思いますが、実態調査をぜひしていただきたいということもあわせて、住民本位にということであれば、そういう実態を調査して実施していただきたい。 ○議長(田川豊君) 10番議員さん、簡潔にお願いいたします。 ◆10番(大森祥子君) はい。 以上、お願いします。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。 ◎市長(加藤節夫君) 再質問にお答えいたします。 結婚問題については、現在考えておりませんというようにお答えいたしました。若干、結婚相談とか結婚のための交流場、そういうキャッチフレーズのもとには、なかなか今の若者としてはそれについてこないではないかというように認識をしております。よって、自然体の中においてそういう場をつくっていきたい。そういうことを私は心がけておりますので、よって今回の月の輪祭りの花火大会、その際海岸に出ております若者は大変な数でありました。また、屋台店等を囲みながら若者同士が語り合っている。あれが本当の意味での若者交流の場ではなかろうかというように認識をいたしております。 また、月の輪祭り実行委員会といたしましても、若者のビーチバレー、そういうことを計画をいたしておったわけでありますけれど、御承知のように毎日の雨でありまして、とうとうそういうことが実現し得なかったわけでありますが、私としては今までの大きなイベント等、その中においてその役目を果たしていきたい、そのように思っております。改めて、新しい看板を上げたところでは、なかなか若者がそれに従ってこないではないかというように思うわけでありますので、従来からありますイベント等を通じて、そういう交流の場を拡大していきたい、そのように思っております。これは、今後の検討課題というようにいたしたいというように考えます。 また、ごみの収集について有料化しないということかという御質問であるわけでありますが、ごみ収集についての原因者負担、言うなれば改革の時期に来ているではないかというように認識をいたしております。 特に、収集袋等については、町内会長さんの手を通しまして各戸に配布をいたしております。これらについても、将来改革すべきであるというように思います。よって、来年の春からは焼却場も稼動するわけでありますので、不燃ごみ、可燃ごみ、統一したビニールの透明袋、そういうようなことで進めてまいっております。ただ、そのときに可燃ごみについては、若干半透明ぐらいにしていただきたい、そういうような要望が出ております。と申しますのは、台所の残菜等を入れたときに内容があからさまにわかったときには、それぞれの家庭生活をのぞかれる思いがしますというような強い意見も出ておりますので、やはり不燃ごみについては透明袋、可燃ごみについては半透明袋、そのような配慮をしながら、町内会長さんの手を煩わせずして、そしてスーパー、あるいは市役所、あるいは農協の支所等で売却していく。そういうような合理化を図るべきことが、町内会長さんの手間を省くことではないかというように思う次第であります。 特に、この改革の問題については、今後市民の皆様とのコンセンサスづくりを図りながら進めてまいりたいというように考えておりますので、よろしく御理解していただきたいというように思います。 特に、先ほどの答弁の中において相当多くの収集費用、あるいは袋代いうことを申し上げました。きのうの質問で、17番議員さんの方からも図書費500万にすることはでき得ないかというような質問もあっております。これらについて経費節減を図ることができ得れば、まさに文化産業都市としての本来の施策に財政運用ができ得るではないかというように思う次第であります。 ○議長(田川豊君) 高塚福祉部長。 ◎福祉部長(高塚輝雄君) 再質問いただきました保育所の問題でありますが、若干充足率の関係で申し上げましたけども、中身をおろそかにしているということではございませんで、特に保育の中身の充実については、さらに全力を挙げて期待にこたえる努力をしてまいりたいというふうに考えております。 それから、給食につきましては、先ほども申し上げましたが、ボランティア育成充実の中で、安来市の地域福祉サービス事業の中身を充実させていく。いわゆる在宅福祉を中心にした、食事も含めた在宅福祉対策の整備充実を図っていきたいというふうに考えておりますので、その中で回数をふやすように努力をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田川豊君) 足立建設部長。 ◎建設部長(足立省吾君) 再質問にお答えします。 それぞれの公営住宅の団地には管理人を置いておりまして、日常の管理はその管理人さんにお願いをいたしております。工事が必要な場合の申し入れは、管理人さんを通じて市の方に言っていただいて修繕等は行っているのが現状でございます。 それと、駐車場の件でございますが、臼井団地、内代住宅団地につきましては、30年の後半から40年初めにかけて建設した住宅でございまして、駐車場が配慮してない団地でございます。現在、糺住宅の建てかえにつきましては、今後のことを考えて駐車場は確保するような建てかえ方法をとっておりますので、今後建てかえのときに駐車場がとれるスペースをつくりたいというふうに考えているところです。 ○議長(田川豊君) 6番長島議員、登壇願います。 どうしますか。昼の休憩して、午後やりますか。 しばらく休憩いたします。            午前11時55分 休憩            午後1時34分 再開 ○議長(田川豊君) 再開いたします。 6番長島議員、登壇願います。            〔6番 長島 望君 登壇〕 ◆6番(長島望君) 長島です。よろしくお願いいたします。 きょう昼までは番号ほどは呼んでいただきましたけども、名前を呼んでいただかなかったというあわれな昼間でございましたけど、再度議長さんの発言の許可をいただきましたんで、3点についてお伺いをしてみたいと思います。 特に、1、2点におきましては、生活者の政治、人間優先の政治をやっていただきたいということから、細かいような質問でございますけども、よろしくお願いを申し上げます。 すべてが、基本がきちっとしていればでき上がったものは正確であるというふうな意味から、この2点については、基本的にちょっと間違っているではないかという感がいたしましたので取り上げさしていただきました。 まず1点目は、住宅建設と道路設計ということでございますが、この箇所は市の方でも既に御承知かと思いますが、長谷津団地でありますが、月坂・利弘線のはしりのところの住宅でありますが、現地をよく見ますと、初めは住宅と道路の段差は計画どおりであったと思われます。しかし、すぐ斜めの上のところに6棟ほど後から建設されたと思われる住宅がございます。その上の住宅の道路のつなぎのため、下の住宅の方へ水が流れるようなことに、道路に傾斜が後からどうもつけられたではないかというふうな感じがいたします。状況を申し上げますと、住宅から月坂・利弘線のもとの大堤のところでございますけども、あそこに大きな道路がございます、これ7メーターです。それから、つい上に6棟だけの住宅がございますが、そこへ上がる間が約15メーターあります。それから、上へ上がる住宅と下の住宅の間の道路も7メーターございます。そういう感じのところでございます。 ことしのように長雨になりますと、長雨であったり、あるいはどしゃ降りになりますと、この一極集中、月坂の方の道路からも、あるいはこの上の段の上がる道路からもそこへどっと流れてくるわけです。そこがいわゆる皿のようになっておりまして、そこに水がたまるというような格好でございます。それで、午前中も6月の末でございましたか、山根議員の方から話がございましたが、ああいう大雨のときにはすぐそこに水がたまりまして、床下の通風溝がございます。そこから水が入りまして、床下が水浸しになるということがここ何回かあったそうでございます。そのために入居者の方は通風溝をブロックを当てて壁をして置いたり、いろいろなことをしてしのがれていらっしゃいます。また、ことしのようなそういった長い雨になりますと、なかなか雨が消えないわけですから、田舎で言います青いナミトロでございますか、そういうものが張りついて、庭に張りついてすべるというふうなことも起こっているということでございます。 こういう状況が平成2年ごろから続いているというふうに、現在入居されている方が、これは糺住宅の建てかえでそこに入居されたわけでありますが、現在入られた方の話でございます。その方が6月ごろからですか、何回か電話をされたそうでございますが、その方がおっしゃるには、そういうふうに前の人から聞いていると。大体、平成2年の後半、あるいは3年ごろからそういう格好になっているというふうな話でございました。それが正しいとすれば、大体約3年になるわけでありますが、なぜ修理、改修工事をされなかったかということでございます。 そのとき、市の電話のときの話が、台風が来るごろまでにはやってあげましょうというふうな役所の方のお話だったというふうに伺っております。また、後から上の住宅へ上がるための道路に傾斜をつけられた。そういう追加工事をされたそういうときに、市の方は立ち会っておられるのか。そういう工事をするために、あるいは施行者に任せ切りでおられるのか。その辺のところをお伺いいたします。 それと、電話があったのに、なぜ今まで改修工事ができなかったか。この2点でございます。 それから続きまして、2番目でございますが、これも最初申し上げましたように、生命第一、人間第一いうことで取り上げさしていただきました。道路をつければいいかというもんじゃ僕はないと思います。そういう気持ちで工事されるわけではありませんと思いますけれども、そういったことからここの箇所も変則な十字路でございます。皆さん御存じのとおりでございますけども、これは八幡町のさくぼや店の前の五叉路の交差点であります。五叉路が悪いということではありませんが、ここではオートバイの大事故があったところであります。生命には異状はなかったということでございますけども、鎖骨が折れて約2カ月、まだ入院していらっしゃるという箇所でございます。現地へ行ってよく見ますと、安来体育館の方から城谷橋の方に向かいますと、交差点がございます、あそこのさくぼやの前に。約2メートルぐらい、つまりちょうど歩道くらいの幅になりますけども、これセンターが右に寄っております。それで、右に寄っているがために、いわゆるちょうど車を走らせますと、左の車がちょうどいわゆる歩車道境界ブロック、ちょうどそこら辺に当たるようになるわけです。しかも、そこがちょうどバチがとってありまして、こういうふうにバチがとってありまして、横断歩道がございますので、境界ブロックはないわけなんです。ですから、ちょうど車の幅だけ真っ直ぐ行けば入れるわけです、あそこのところへですね。 そういうことから、たびたび事故になるようなそういうことが起こっていると。さくぼやのお方に聞きますと、自動車が時たま大きな音を立てていくと。それはきっと車が腹をその境界ブロックですっていく音ではないかというふうなことも言っていらっしゃいました。それで、ちょうどカーブを切って真っ直ぐになってからこのブロックがありますので、十七、八センチの幅のブロック、なかなか見えないわけです。夜は特に見えないわけです、暗いわけですので。 このオートバイ事故があった、これをちょっと紹介いたしますと、これは昼でございますが、ちょうど時間は午前11時ごろであったようでございます。信号機が青から黄色にかわろうとしてるので、我々もよくあせるわけでございますが、信号機が変わらないうちに早く渡ろうと気があせり、信号ばかり見て渡ったということです。それで、気がついたときには時すでに遅しで境界ブロックに激突したということでございます。そんな馬鹿がいるかいというふうに思われるかわかりませんけども、実際にあったわけです。で、中央線に投げ出されまして、オートバイは大破、鎖骨が折れて重傷といった、このような次第であったわけです。 現場をよく見ますと、今申し上げましたように、当然道路であっていいような感じがするわけです。ですから、あとの対策としてどのような対策をされるのか。現地を既に見ていらっしゃると思いますので、またその対策の方法について御答弁いただいて、後再質問さしていただきたいと思います。 それから3点目でございますが、行政改革についてということで上げておりますが、これは非常に幅が広うございまして、今回は地域に非常に有利になるのではないかという、いわゆる地方分権、地方主権ということにつきまして、首長と言われる安来市を担当される市長さんにお伺いをしてみたいと思います。 御存じのとおり、東西冷戦に終止符を打った今日、我が国にあっても申し上げるまでもなく、自民党一党支配のもと続いた38年間の政権に終わりを告げたわけでございます。現在、連立与党が走り出したわけでございますが、この連立政権こそ、時代をさかのぼってみますと、あの明治維新に匹敵するほどの、いやそれよか増して以上の大改革であるのではないか。日本の将来に大きな希望をもたらし、21世紀への確かな夜明けを告げる光景ではないかと、私もこのように思っているところでございます。 私は、先日ちょうどよい機会がありまして、38年間都の職員として活躍された、元東京副知事をしておられました現参議院議員の続訓弘議員に会うことができました。あの美濃部赤字都政の財政再建を、見事3年間でなし遂げたという大変な有名な方でございます。「鬼の続」というふうにまで言われた方でございます。その方が最後に言われたことは、「私がこのようなことを申し上げますのは何ですが」と前置きをされまして、38年間東京を見てきた生の体験を話してくださいました。話の終わりに、これからの日本を立ち上がらせるには、また日本が世界に通用する国になろうとするならば、それは一極集中の中央集権である東京都を、言葉は悪いだけれども、ぶち壊してしまわなきゃならない。地方分権に移行し、地方に主権を与えるそういう時代でなければ、もはや日本の進む道はないというふうな話をしてくださいました。 それはなぜか。国は35%の仕事をしながら65%の税収を上げている、税収を取っていると。それでは、地方はどうだかと聞きますと、地方は65%の仕事をするけれども、見返りは35%しか返ってこない。このような矛盾だらけだと。そして、国の3分の1の予算を東京都が取ってしまうんだという話でございました。したがって、東京は、今1兆円とも2兆円ともいう黒字財政であるそうでございます。それがゆえに、47都道府県のうち、交付税を受けないのはただ1都東京都だけであるそうでございます。このようにも話してくださいました。結局、一極集中の東京都が全国から人も金も吸い上げているということでございます。それが事実でございます。 したがいまして、続議員は、東京を分解し、地方に人も仕事も還元し、政治の根幹をただす以外にないと結論づけられたわけでございます。そのような改革が実現するとすれば、安来市においても極めて先行き明るい希望の持てる時代がやって来るのではないかと、私もそのように考えた次第であります。 御承知のとおり、今中央集権では、先ほど申し上げましたように連立与党政権であります。安来市にあっては、今のところ甚だ失礼かと思いますが、市長は野党的立場の市長さんでございます。ねじれ現象の立場でございます。既に、時代はイデオロギー政権の時代は過ぎ去ろうとしております。これからは、やはり生活者重視、生活者のための政治実現、人間党、あるいは市民党とも言っていいでしょうか、そういう時代をリードしていく長でなければならないというふうに私は思うわけでございますが、またそういった時代に入った感を強くするわけですが、しかし自民党政権の流れの中で市長になられた現在があるわけでございます。38年間自民党政権が続いた中で、できなかったところの政治改革、今連立与党が断行しようとしているところでございます。その一つである、先ほど申し上げました続議員の話を御紹介し申し上げましたが、地方分権、地方主権については、今のお立場からどのようなお考えでいらっしゃるのか、お伺いをいたしたいと思います。 また、そのような時代が到来したとき、どのような施策を実行されようとしていらっしゃるのか。きのうの岩田議員さんの答弁でございましたので、答弁の中にございましたが、まだあといろいろなきめ細かい施策ができるんじゃないかと私は思うわけでございます。今のところ私どもも2期目の挑戦をさせていただこうかというように思っているわけですが、市長さんは対抗馬もなく、当選確実だというふうに私は思っている次第です。そういった意味から、市民の皆様に地方分権に移行して主導権が地方に来たら、このような安来市をつくり上げるというふうな声明的な御答弁をいただきますようにお願いを申し上げるところでございます。 以上で終わります。 ○議長(田川豊君) 加藤市長。            〔市長 加藤節夫君 登壇〕 ◎市長(加藤節夫君) 6番議員さんの質問にお答えいたします。 1番の住宅建設と道路設計について、2番の変則危険交差点についての2件は、建設部長の方から答弁させますので、よろしくお願いいたします。 行政改革、地方分権についてでありますが、地方の時代が叫ばれましてから久しくなるわけでありますが、地方行政は地方公共団体によって行われますことが基本であります。国の中央集権的な状態を改め、地方に権限を移譲するよう、全国市長会でも論議がなされまして、国に要望いたしているような状況であります。 自民党政権下に生まれた市長であるがという御指摘でありますが、当初は中央集権体制の確立によりまして行政権限と費用との中央一極集中が図られまして、効率行政化の促進につながってまいったというように認識いたしております。しかしながら、この縦割り行政におきまして、この縦割り行政が悪の温床であるというように言われております。言うなれば、縦割り行政によっての政・官・財の癒着構造を生み、そして利益誘導などの効率行政の阻害になっておりますこともまた事実であります。そういう観点から、特に行財政改革、政・官・財癒着構造の解体を行いつつ、権限を地方へ移譲すべきであるというように思うものであります。 また、土光臨調の92年末の統計によりますと、国の許認可件総数は1万942件、そのように言われます。また、補助金については3,000件、総額17兆円余というように指摘がなされております。 全国の知事会議で設置されております府県政懇談会において、今年7月22日の報告が行われております。これは、地方自治体は機関委任事務、許認可補助金、負担金、行政指導などを通じて中央政府の強い管理下に置かれてきた。とりわけ、都道府県は国の執行機関としての機能が大きく、地方自治体としての機能は住民にはわかりにくくなってきている。そのような報告の中において、地方にかかわる事項は地方自治体が立案、調整、実施するシステムに転換し、国は主権国家としての一貫性を必要とする外交、防衛、マクロ経済政策などに専念すべきであると、そのような報告が行われつつ、地方分権の推進を強く求めております。これの目的は、小さな政府、大きな自治体、そのような目標を掲げながら、全国知事会議における懇談会報告が行われているような状況であります。 しかしながら、これについては、現諸制度の上で権限を地方へ移しましても財源の問題、人手の問題等、いろいろな障害があるわけでありまして、根本的には税源の再配分等、大きな改革が必要であるというように認識をいたしております。 いずれにいたしましても、地方自治は地方公共団体が直接携わるものでありますので、その趣旨が十分生かされた均衡ある制度が確立することを強く希望するものであります。 今後の地方分権に対しての姿勢についてでありますが、今までも福祉部門等における地方分権が行われました。各市においては、福祉事務所等で取り扱っておりますけれど、町村においてはこれらの分権について財政、人手の問題等について対応ができ得ないというような事実もあるわけであります。よって、最後に申し上げますように、これらの地方分権が行われる前に、財政的な税源の再配分等の行財政改革が特に大切であろうというように認識をいたしております。とりもなおさず、地方分権が進むことを地方公共団体の長といたしましては、まさにもろ手を挙げながら歓迎しつつ、市にとっても行財政改革に取り組まなければならないというように思う次第であります。 以上、答弁といたします。 ○議長(田川豊君) 足立建設部長。            〔建設部長 足立省吾君 登壇〕 ◎建設部長(足立省吾君) 6番議員さんの1番と2番につきまして、お答えいたします。 まず、1番目の住宅建設と道路設計についてということでございまして、長谷津の住宅団地の、いわば市営住宅に雨水が浸入するがどう対応するかということと、なぜ今までできなかったか。改修ができない理由等でございますが、長谷津の住宅団地は、昭和47年と52年の2回に分けて造成した住宅地でございまして、造成におきまして住宅地の有効利用という考えの中から、昭和47年に造成いたしました敷地と52年に造成いたしました敷地との高低差が1.3メートルから1.5メートルほどあります。よりまして、この団地と団地を結ぶ道路が急な坂道になっております。その坂道の方向が下の団地に向かっておりまして、大雨の場合にはこの坂道から一気に下の団地に流れおりるということがございます。 それと、長谷津の住宅団地の排水路は、用水路と排水路が兼用になっておりまして、いわば水路の勾配がほとんどありません。また、断面も小さく、排水能力が悪いわけでございますので、大雨の降るたびに排水路が満水となりまして、一気に下の低い宅地に浸入するということになっております。 それで、今までにもこうした状態がございまして、水路の断面を多くするために、高い団地の下の水路をかさ上げをして断面を大きくしたり、またグレージング等を設置しながら、なるべく下の団地の宅地に排水が流れ込まないようにしてまいりました。しかし、十分な対策とは言い切れません面もありますが、下流の断面等も十分考えながら、抜本的に排水路の大きさをつくり変える必要がありますし、また低い宅地の部分をかさ上げしてまいらな解決できないというふうに考えておりますので、今後周辺を十分調査しながら排水路の改修とか、さらにグレージングの増設を行いながら、そして低い宅地の部分のかさ上げ等をしてまいりまして解決したいというふうに考えているところでございます。 次に、2番目の変則危険交差点についてでございますが、八幡町のさくぼや前交差点の県道安来・伯太・日南線の道路が変則のため交通事故が多発しているということでございますが、この防止対策はどうかということでございますが、県道安来・伯太・日南線のさくぼや前の交差点につきましては、県道の改良と市道の城谷・堤谷線の街路と同時施行を行いまして、63年に完了したものでございます。いわば変則五叉路の交差点に相なっております。当時は、土木事務所、それから県警、いわば公安委員会と信号機、歩道の位置等、いろいろ工法を協議しながら施行したところでございますが、しかしながら、現状は体育館前は歩道が両側ありませんし、幅員が8メーターでございます。さくぼや前から城谷橋間は県道が改良になっております。いわば、木戸川べりが改良で広がっておりまして、両側に歩道がございます。よって、幅員が12メートルあるわけでございまして、交差点によって、いわば体育館前から直進して城谷橋の方に向かいますと、大体3メートルほどセンターがずれている交差点に相なっておりまして、いわば事故が多発してるじゃないかというふうに考えております。 今後の事故防止のために、横断歩道を城谷橋の方に下げる方法とか、さくぼや前の歩道と車道の境界ブロックの位置の変更とか、まだ街路灯が現在あそこにないわけで、多分夜は暗いということもあって事故が起こるんじゃないかというふうに予想もされますし、また歩車道との境界ブロックにゼリネーターというものをつけまして、いわば境界ブロックがここにあるよというふうな明示をすれば、ある程度の事故は防げるんじゃないかというふうに考えているところでございますので、今後広瀬土木事務所、また県の公安委員会、それから市とお互いに協議しながら改善について要望してまいり、改善したいというふうに考えておるところでございます。 以上、お答えといたします。 ○議長(田川豊君) 6番長島議員。 ◆6番(長島望君) 3番の地方分権と主権でございますが、市長さんの、いろいろ今御答弁を聞きまして、やはり一市の首長さんであるということで、たとえ野党的立場の市長さんであっても、政権与党のそういった政治改革を支持するということでございます。いうふうにとったわけでございますが、それでよろしいでしょうか。 あと、どういう形なのか私もわかりませんが、市長さんもそういった思い切ったことをやりたいと。地方主権が来たらこういうことをやりたいとおっしゃっておりますので、私たちも市民の方々にそのように申し上げたいというふうに思いますので、思い切った、当選確実ということでございますので、市長さん、思い切ったそういう2期目は施策をお願いしたいと思います。 それから1番目でございますが、いろいろ今部長さんの細かい説明をいただきましてわかりましたが、立ち会いについてはどうだったかというふうに質問したようでございますが、そういう工事に立ち会わされているのかいらっしゃらないのか。施行者任せなのか。そこを、もう一点お願いします。 それから、これからそういうことを検討して、周辺を調査してやるというふうにおっしゃいましたけども、大体めどとしていつごろやるかと。いろいろ3年もずれとるわけです、いうことをお願いしたいと思います。 それから、2番目の変則危険交差点については私も同感でございます。いろいろ夜も見ました。おっしゃるように、夜は非常に暗いわけです。たまたまあそこに自動販売機がありますので、その明かりが少し見えて、何か交差点のブロックがあるかなというふうな、境界ブロックがあるなというふうな感じでございますので、やはりそういった街路灯も必要ではないかと、夜の場合はですね、いうふうに私も思いますので、そこの辺もなるべく早く、調査したけども、県が余り動かなかったからということじゃなくて、積極的に進めていただきたいというふうに思います。 ○議長(田川豊君) 足立建設部長。 ◎建設部長(足立省吾君) 再質問にお答えいたします。 工事のときに立ち会いをしたかということでございますが、高い団地の下の水路のかさ上げの場合には、立ち会いをいたしまして工事をやりました。しかし、低い団地の、宅地が低いために、なかなか現時点では道路を上げますと、逆にますますもって宅地が低くなるということから、現時点までなかなかできない面もありますが、いわばあそこの周辺の総合的なことを考えながら、今後進めなければならないじゃないかというふうに思っております。 いつやるかということでございますが、総体的に考えますと、相当費用がかかるんじゃないかということでございますので、今後なるべく早い機会に計画的に進めたらというふうに考えているところでございます。 ○議長(田川豊君) 6番長島議員。 ◆6番(長島望君) なるべく早くということでございますので、今期、ことしいっぱい3月末ですが、そういうめどは立ちますか。 ○議長(田川豊君) 足立建設部長。 ◎建設部長(足立省吾君) 現時点では、現状の予算の中ではなかなかできにくい面もありますので、なるべくグレージングの増設等の、いわばある程度のことはできると思いますが、抜本的対策ということになれば、なかなか今年度中は難しいいうふうに考えております。 ○議長(田川豊君) 6番長島議員。 ◆6番(長島望君) グレージング等の話につきましては、部長とちょっとお話しした、そのような格好で私も賛成だと思いますので、根本的なものはいわば年が明けないとできないというふうに受け取っておりますけども、あるいは当初でも上げていただけるのかというふうに、もう一度お願いをしたいと思います。 それで終わります。 ○議長(田川豊君) 以上で一般質問を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ △日程追加 ○議長(田川豊君) この際、お諮りいたします。 本日お手元に配付しております請願文書表(その2)につきまして、これを本日の日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。            〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田川豊君) 御異議なしと認めます。よってこの際、これを本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決定いたしました。 請願文書表(その2)を上程議題といたします。 本件につきましては、記載のとおり文教厚生委員会に付託いたします。 以上で本日の日程は終了いたしました。 あすは各部委員会をよろしくお願いいたします。 次会本会議は10日午前10時から開議いたします。 本日はこれにて散会いたします。 大変御苦労さまでございました。            午後2時13分 散会...